くらし情報『「ダラデヴィ・チェンマイ」で楽しむ北部タイ建築巡り 〜タイ チェンマイ〜』

2015年9月29日 08:41

「ダラデヴィ・チェンマイ」で楽しむ北部タイ建築巡り 〜タイ チェンマイ〜

「ダラデヴィ・チェンマイ」で楽しむ北部タイ建築巡り 〜タイ チェンマイ〜

写真提供:ダラデヴィ・チェンマイ

敷地内から一歩も出なくても、滞在しているだけで、地元のカルチャーや建築のエッセンスを感じることができるホテル。それが、チェンマイ東部の広大な敷地に広がる「ダラデヴィ・チェンマイ」。エキゾチックでスゴイ!となんとなく感じるだけではなく、少し意識して建物を見ると、チェンマイの歴史が見えて来ます。


美しい壁画に見る、隣国ラオスとの歴史
「ダラデヴィ・チェンマイ」で楽しむ北部タイ建築巡り 〜タイ チェンマイ〜

著者撮影

ホテルのエントランスから入ると、ゲストがまずカメラを向けるのが、右手にある大きなファンクションルーム。赤く塗られた壁一面に、きらめくガラス素材で、背丈の倍ほどある植物が描かれています。これは、ラオスの古都ルアンパバーンにある寺、ワットシェントーンの本堂の裏側にあるモザイク画「生命の樹」から着想を得たもの。

他の国のまねをしていると思うことなかれ。14世紀にラオスを統一したランサーン王国は、15世紀には北タイのランナー王朝と友好関係を発展させました。16世紀には、ランサーン王国の王子がランナー王朝の王ともなり、文化や建築、言葉も似ているそう。ちなみに、ランサーンとは千の象という意味、ランナーとは千の田という意味。

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