アルツハイマー病を防ぐために今見直すべき生活習慣とは?「脳の健康」に関する啓発活動発表会にタレント・作家の又吉直樹さんが登場
お笑い芸人・作家として活躍し、考えることが活動の中心にある又吉直樹さん、アルツハイマー病の専門医である東京都健康長寿医療センター 健康長寿イノベーションセンター 臨床開発ユニット長 井原涼子先生をゲストに迎え、「脳の健康」についてのパネルディスカッションが行われました。
脳の健康を社会課題に!イーライリリーが新キャンペーン発表
脳の健康が思考、相互作用、仕事、日常活動、そして自立性の維持に影響することを強調し、アルツハイマー病の症状が現れる前からの早期の意識と理解の重要性を訴えました。
また、脳の健康に関する会話を医療・科学分野を超えて、家族、職場、社会の持続可能性の観点から広げる必要があると述べ、今回イーライリリーが取り組む新しいキャンペーン「あなたの日々に、脳の健康も」を発表。
このキャンペーンは人々が脳の健康についてより積極的に考えること、脳の健康に関する会話を日常生活の自然な一部にすること、そしてこのトピックについてオープンで情報に基づいた会話を促進することという3つの目標を掲げています。
キャンペーンの一環として、「私の脳が喜ぶ瞬間」をテーマにした短歌とフォトメッセージを通じて脳の健康に関する自身の視点や経験を共有するコンテンツ創作コンテストもスタートすると発表しました。
アルツハイマー病は予防可能! 症状出現前から行いたい生活習慣改善
アルツハイマー病は認知症の原因の60〜70%を占める進行性の疾患。
アミロイドβというタンパク質の異常蓄積が症状出現の10〜20年前から始まるといい、症状のない時期からの予防的取り組みが重要なのだとか。認知症の最大45%はリスクを下げる取り組みによって発症を予防または遅延させることが可能だそうです。
認知症のリスク要因には変えることができない因子(年齢・家族歴・遺伝的要因)もありますが、個人でコントロール可能な因子(血圧、コレステロール、血糖値、体重、外傷性脳損傷、飲酒習慣、喫煙習慣、身体活動、難聴、うつ状態)もあるとのこと。
脳の健康維持のためには全身の健康が不可欠であり、運動療法、社会活動の維持、適切な栄養摂取も大切だといいます。
「頭を使うこと」だけじゃない。又吉直樹さんが学んだ脳の健康に重要なこと
又吉さんは言葉を扱う仕事をしているため脳の健康に関心があるといい、現在の思考能力をできるだけ長く維持し、さらに向上させたいという願望を表明。
また、「脳の健康=頭を使うことと考えていたが、井原先生から運動や人との関わりの重要性を学んだ」とのこと。
井原先生は、脳の健康について、科学的エビデンスとしては全身の健康維持、特に運動が最も強い根拠を持つことを説明し、生活習慣病予防が脳の健康につながることを強調しました。
キャンペーンの短歌コンテストでは、又吉さんは実際に複数の短歌を創作して披露。
日常の瞬間を切り取った作品を通じて、短歌創作が脳に良い刺激を与える可能性があると感じ、また日常の様々な物事への見方が変わり、普段見逃しがちなことに気づけるようになったとコメントしました。
若い世代も含め、脳の健康へ意識を向けることが極めて重要とのこと。
今日からできる脳の健康への取り組みとして、生活習慣への見直しを行ってみてください。