くらし情報『嵐電「御室仁和寺駅」の御室桜が今年も咲き始めました』

2022年4月7日 11:15

嵐電「御室仁和寺駅」の御室桜が今年も咲き始めました

京福電気鉄道株式会社(本社:京都市中京区、社長:大塚憲郎)の嵐電北野線御室仁和寺駅では、総本山仁和寺から寄贈を受け、2020年2月29日(土)に駅構内(北野白梅町行きホームの東端)に植樹した「御室桜」が4月6日(水)頃から咲き始めました。
嵐電「御室仁和寺駅」の御室桜が今年も咲き始めました

嵐電「御室仁和寺駅」の御室桜が今年も咲き始めました

御室仁和寺駅の御室桜(2022年4月6日(水) 午前9時頃撮影)

仁和寺境内の「御室桜」は、1646年に行われた伽藍再建の際に植えられたと伝えられ、人の視線の高さで花見ができ、遅咲きで京都の春の最後を彩る桜として知られていますが、樹齢360年を超えることから樹勢の衰えが顕著で、またこれまでの苗木づくりでは、御室桜の特徴である八重咲きが先祖帰りにより一重咲きになることが多く、本来の景観が失われることも懸念されていました。
そこで仁和寺では、貴重な御室桜を後世に伝え景観を維持するため、2007年4月に京都府文化財保護課および各行政機関と協議の上、住友林業グループ、千葉大学園芸学部(藤井英二郎教授)と共同で、「御室桜研究プロジェクト」を発足、住友林業株式会社筑波研究所が組織培養による苗のクローン増殖に関する研究開発を進め、2012年2月に植栽可能な大きさに成長した培養苗を仁和寺境内に植栽、八重咲きでの開花にいたりました。

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