2023年1月23日 10:00
国立音楽大学「音楽データサイエンス・コース」を2023年度より開講
国立音楽大学(読み:くにたちおんがくだいがく、所在地:立川市、学長:武田 忠善、以下「本学」)は、2023年4月よりデータサイエンスを主軸に科学的な手法を取り入れて音楽分析を行う新コース「音楽データサイエンス・コース」を開講いたしますので、ご報告いたします。
演奏実験の様子
○ 発表のポイント
● 音楽の感性的な部分をデータ化することで、科学的裏付けを持って音楽を語ることのできる人材を輩出します。
● 楽器演奏にも科学的な視点を導入し「演奏科学」の分野に貢献します。
● 日本の音楽大学の中で初めて音楽に特化したデータサイエンス教育を行うプログラムです。
● 近年注目を浴びるデータサイエンスの分野でも音楽に特化した「音楽データサイエンティスト」の育成を目指します。
○ 発表内容
● コース設立の背景
本学では、伝統的な音楽演奏、創作活動に加え、最新のテクノロジーと音楽の関係について、かねてより研究・教育を行ってまいりました。コンピュータを用いた芸術表現を追求する演奏・創作学科 コンピュータ音楽専修では、プログラミングと録音、創作技術を一体として考える学際的な学びを実現しています。
また、古今東西の楽器を収蔵する本学の楽器学資料館では、科学的なアプローチを含めた楽器の調査・研究を継続して行ってまいりました。