富良野市、パウダースノーを数値化する新事業「ふわサラ度予測」を2023シーズンより開始
パウダースノー実証事業(furano bonchi powder project)を行う北海道富良野市(市長 北 猛俊)は、雪質の定量化(数値化)を目的とした「ふわサラ度予測」を2023年12月中旬より開始します。

写真01
「furano bonchi powder project」詳細URL:
https://bonchipowder.com/
■背景
広い北海道では、各エリアにおいて「パウダースノー」を標ぼうしており、スノーリゾートごとの特徴ある雪質をフックに、多くのお客様の誘客を行っています。この「パウダースノー」は学術用語ではなく定義付けされたものではないことから、富良野市では地域独自色を模索。盆地気候がもたらす「ふわサラ」な雪を数値で表すべく、北見工業大学と連携し令和4年度より事業を開始しました。
■展開内容
(1) これまでの取り組み
令和4年度より、「パウダースノー」の定義付けのため、「パウダースノー」を構成する結晶を特定するべく富良野の積雪層を調査しています。市民が日常生活で感じているそれと、学術的な観点から見た「パウダースノー」のすり合わせを実施しながら、降雪量と降水量をもとに雪水比(ゆきみずひ:雪密度の表現方法)