難民絵本100冊ワークショップから生まれた「なまえ」がテーマの翻訳絵本『ぼくのなまえはサンゴール』が5月30日に出版
ゆぎ書房~世界を旅する翻訳絵本の出版社~(所在地:東京都八王子市、代表:前田 君江)は、翻訳絵本『ぼくのなまえはサンゴール』(定価:2,200円(税込:2,420円)、ISBN:978-4-910343-06-8)を2024年5月30日(木)に出版いたします。
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絵本表紙
■あらすじ
主人公は、スーダン内戦で難民となった少年サンゴール。物語の最大のテーマは「なまえ」だ。少年は一族の長老に「どこに行ってもおまえはディンカ(族)だ、どこに行ってもおまえはサンゴールだ」と励まされ、スーダンからアメリカへ向かう。安全だけれど慣れない大都会での生活、そして、「サンゴール」という名前を誰もきちんと呼んではくれず、学校でも名前をからかわれ、「ここでは、ぼくのなまえなんて なくなってしまったみたいだ。なんみんキャンプにかえりたい」と思い悩む。
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友だちと別れて難民キャンプをあとにする。「にどと あえないと わかっていた」
■原作者について
原作の絵はキャサリン・ストック、そして、物語を担当したカレン・リン・ウィリアムズとカードラ・モハメッドは、難民キャンプでの友情を描いた『ともだちのしるしだよ』(岩崎書店、2009年)