サプライチェーン上のGHG排出量算定を産業界全体で効率化する「一次データ流通基盤」共同実証実験を開始 ~日用品メーカー、資材メーカー、IT企業等が参画~
ユニ・チャーム株式会社(代表取締役 社長執行役員:高原 豪久)は、同業他社や資材メーカーと共同で、脱炭素社会に向けた「一次データ※流通基盤」の構築に向けた実証実験(以下「本実証実験」)を開始します。なお、「一次データ流通基盤」の構築は、国内の日用品業界において初めての試みです。
今回の実証実験は、GHG排出量の算定に必要となる一次データを共通のプラットフォーム上で流通させることを目的として行うものです。資材購買等で取り引きのある日用品メーカーと資材メーカーによる安全なデータ流通を目指しています。
本実証実験およびその後の実装に向けた取り組みを通じて、デジタル技術を活用して一次データの流通を促進し、GXやDXによってGHG排出量の削減を推進します。
※算定主体である事業者が自らの責任で収集した自社で測定したデータ(例:自社製品製造の消費電力量等)や、外部ステークホルダーへの聞き取り調査を通じて収集したデータ(例:取引先の自社関連排出量の直接把握)などのこと
■本実証実験の概要
・参画企業名(五十音順)
日用品メーカー:花王株式会社、大王製紙株式会社、ユニ・チャーム株式会社、
ライオン株式会社
資材メーカー :エム・エーライフマテリアルズ株式会社、JNC株式会社、
住友精化株式会社、TOPPAN株式会社、株式会社日本触媒、
三菱ケミカルグループ株式会社、レンゴー株式会社
データ流通プラットフォーム構築・運用:NTTコミュニケーションズ株式会社
全体事務局 :デロイト トーマツ コンサルティング合同会社
1. 実証内容
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