くらし情報『BSI(英国規格協会)、水問題に関する国際調査を実施 調査対象国のほとんどで水セキュリティに進展が見られず、危機に対する備えができていないことが判明 国民の理解と状況を好転させるための行動に乖離』

BSI(英国規格協会)、水問題に関する国際調査を実施 調査対象国のほとんどで水セキュリティに進展が見られず、危機に対する備えができていないことが判明 国民の理解と状況を好転させるための行動に乖離

英国規格協会(BSI)とWaterwiseは、水問題に関する新たなレポートを発表しました。レポートによると、オーストラリア、中国、インド、日本、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、オランダの対象国9ヵ国の内、中国、インド、米国は、水セキュリティに関する課題が最も深刻なレベルにある一方で、解決に向けた進展が比較的限定的であると評価されています。また、過去12か月間で31ヵ国の水セキュリティに改善は見られませんでした。
本レポートでは、一般に公開されている各国のデータと、世界9ヵ国の9,300人以上を対象とした意識調査を組み合わせて、これらの国々において水不足がどのように認識されているかを評価しており、その結果、直面している課題の現実、その深刻さに対する国民の理解、そして状況を好転させるために必要な行動の間に著しい乖離があることが明らかになりました。

・2024 BSI / Waterwise Water Security Indicator (BSIおよびWaterwiseによる水セキュリティ指標2024)によると、調査対象国の約3分の1で2023年よりも水の確保が困難となっており、44%の国々では変化が見られませんでした。

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