都市防災を専門とする工学院大学 村上研究室(建築学部)が新宿キャンパスで体験型防災訓練を実施
工学院大学(学長:今村 保忠、所在地:東京都新宿区/八王子市)は、2024年12月3日に学内防災訓練を実施しました。新宿キャンパスでは、都市防災を専門とする村上研究室(建築学部まちづくり学科)が災害時に役立つ知識を体験型で学ぶ訓練を企画・運営しました。また能美防災株式会社の提供による火災臨場体験VRも同時開催し、参加者は災害発生時のシミュレーションを通じて、防災の重要性を学びました。

村上研究室による備蓄食アレンジ炊き出し体験

能美防災(株)提供 火災臨場体験VRのようす
工学院大学新宿キャンパスは、2011年3月11日の東日本大震災時に帰宅困難者を受け入れる一時滞在施設として機能し、西新宿に位置するビルキャンパスとしてその役割を果たしています。また、八王子キャンパスの一部ではCGS(コージェネレーションシステム)を設置し、災害時でも電気や水を地域に供給できるよう整備しています。毎年両キャンパスで実施する防災訓練では、大都市の防災・減災対策を研究分野とする村上研究室(建築学部 まちづくり学科)が運営に協力しています。
防災訓練当日は、一部授業を中断して安全確保を行う訓練を実施したほか、教職員による初動対策本部の設置訓練を行いました。