くらし情報『「子どもの思考パターンを探ると、子育てはもっと面白くなる」ママ友ドクター®・ゆみ先生インタビュー(前編)』

「子どもの思考パターンを探ると、子育てはもっと面白くなる」ママ友ドクター®・ゆみ先生インタビュー(前編)

なので、医学的にはここ数年「発達障害」という表現は使わないようになっているんです。
AIが浸透した現代は、「普通じゃない」ことに期待を持てる時代です。発達の特性がある子どもたちをどう伸ばして、活かしていくかを考えるために、今回、私の書籍でも様々な研究に基づいた、子育て方法をまとめました。

「子どもの思考パターンを探ると、子育てはもっと面白くなる」ママ友ドクター®・ゆみ先生インタビュー(前編)


―発達特性を持つ子どもが大人になった時の不安を抱えるママもいます。

ゆみ先生:時代は変化しましたし、特性が無い普通の子どもだから将来が明るいわけではありませんよね。
まずママたちには、自分たちが進学・就職した時代のイメージからアップデートをしてほしいと思います。私たち世代は、幼い頃から丁寧にバランス良くできる人が良しとされて育ってしまいました。でも今は、いわゆる普通ではない人たちがビジネスシーンでも活躍しています。現在活躍しているビジネスマンがどういった子ども時代を過ごしていたか、書籍などで調べてみると、きっと「みんなと一緒ではない」エピソードが出てくると思います。IT関連企業が密集しているアメリカのシリコンバレーでも、ASDの特性を持つ人たちがすごく重宝されているんですよ。
これからは得意なことがあれば生きていける時代です。
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