ラーメン激戦区!【韓国・ホンデエリア】の日本ラーメンが今、いちばんアツい!!
韓国ソウルのトレンド発信地・ホンデ(弘大)。カフェや雑貨、古着の街として知られるこのエリアは、実は“日本ラーメン激戦区”としても注目を集めています。思わず「ここは日本?」と感じてしまうほどの本格派ラーメン。 今回は、その中でもクオリティが高く、在韓5年目の編集エミが実際によく行くお気に入りの3店をご紹介します。
神田そば(칸다소바)
日本が恋しくなったとき、無条件で足を運びたくなるほど大好きなラーメン屋さん「神田そば」。
韓国では豚の皮「コッテギ(껍데기)」を大胆にのせた油そばが人気ですが、私のイチオシは断然“家系ラーメン”です。「神田そば」の家系ラーメンは、とろみのあるスープに豚骨の旨味がぎゅっと詰まり、濃厚な醤油のキレが中太麺と絶妙に絡み合います。
トッピングは海苔・ほうれん草・チャーシューという王道スタイルで、まさに横浜家系ラーメンを忠実に再現したような一杯。(神奈川出身なので、余計に感動しました)
ソウルから釜山まで複数の店舗を展開しているので、気になった方はぜひお近くのお店で味わってみてください。
住所:ソウル特別市 麻浦区 ワウサン路 51-6
上水駅 1番出口 173m
麺屋三代目(멘야산다이메)
日本人オーナーが韓国やアメリカに展開している「麺屋三代目」。ここでは、とんこつラーメン・つけ麺・油そばなど、幅広いスタイルのラーメンを提供しています。中でも私のイチオシは“油そば”。もちもちの太麺に濃厚な特製ダレと魚粉が絡み合い、一口食べれば止まらなくなる中毒性のある味わいです。韓国でも油そばは人気ですが、ここまで“日本クオリティ”を再現できているお店はなかなかありません。(やっぱり魚粉がいい味を出してくれてます...♡)
店内では日本人スタッフが接客しており、BGMには日本の懐かしい曲が流れています。
その雰囲気に包まれると、私もつい「あれ今日本にいるんだっけ?」と思ってしまうほど。ホンデにいながら、日本のラーメン屋に来たような感覚を味わえる一軒です。
住所:ソウル特別市 麻浦区 ホンイク路 5内キル 24 1階
ホンデイック駅 9番出口 386m
博多文庫(하카타분코)
ホンデのラーメン文化を語る上で欠かせないのが「博多文庫」。看板メニューのとんこつラーメンは、白濁したスープに深いコクがありながらも後味はすっきりとしています。韓国にもとんこつベースのスープを使ったクッパがソウルフードとして根付いていることから、“日本のラーメン=とんこつラーメン”というイメージが昔から浸透しています。ただ、トッピングや麺の仕上がりが「もう少し惜しい…」と感じるお店も少なくない中、ここ「博多文庫」では、日本の本格とんこつラーメンそのものを味わうことができます。紅生姜・白ごま・生ニンニクが卓上に常備されているため好みのトッピングを加えながら、自分だけの味にカスタマイズできる楽しみも魅力です。
住所:ソウル特別市 麻浦区 ドクマク路 9キル 43
上水駅 2番出口 209m
ホンデといえばおしゃれなカフェの街という印象が強いですが、実は“日本ラーメンの名店”が集まるソウル随一のエリアでもあります。
どのお店も日本の味を忠実に再現しつつ、韓国人の好みに合わせた工夫が光ります。
旅行中に「ちょっと日本の味が恋しいな…」と感じたときや、在韓日本人の方にもおすすめ!ソウルの夜に一杯のラーメンで、ほっとする“日本の味”を感じてみてください。