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【島田麻央】トリプルアクセルと4回転の両立 世界ジュニア4連覇を支えた「全構成要素の質」

前人未到の4連覇。フィギュアスケート女子における大技トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)の系譜を受け継ぎ、ジュニア4シーズン全勝で卒業した島田麻央(17・木下グループ)。世界ジュニア4連覇を成し遂げた17歳の「強み」を解説する。

浅田真央へ憧れ3Aの系譜継ぐ
女子フィギュアにおけるトリプルアクセルの歴史は、1988年に伊藤みどりが世界で初めて着氷させたことに始まる。その後、浅田真央が受け継ぎ、島田が師事する濱田美栄コーチのもとでは紀平梨花も3Aを磨き上げた。「トリプルアクセルをずっと挑戦し続ける姿、バレリーナが氷上で滑っているような表現が好きです」と浅田への憧れを語ってきた島田が、この技の新たな継承者となっている。

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3Aと4回転を同一プログラムで日本女子史上初
注目すべきは、3Aと4回転トウループを同じプログラム内で決めた点だ。2023年12月のジュニアGPファイナル(北京)でこれを達成し、シニアを含め日本女子として史上初の快挙を記録した。
「一番目標にしてきたことだったので、うれしい気持ちが大きい」と島田は語った。また、ルール上ジュニアのショートプログラムでは単発の3Aを組み込むことができない。そのためシニア転向を見据え、「まずはショートをしっかり決めきれるようにしたい」と全日本でのSP初投入に早くから意欲を示してきた。

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大技だけでない全構成要素の質の高さが最大の武器
村上佳菜子(元日本代表)は、島田について「全ての構成要素の質の高さが最大の武器」と評している。3Aや4回転という大技のみならず、スピン・ステップ・連続ジャンプのいずれも高精度を誇り、2022-23シーズンは78回中74回のジャンプを転倒なしで完遂している。来季からはシニアに転向予定。「4年後は坂本選手みたいに優勝して五輪を決めたい。4年間を大事に、もっと成長したい」と2030年五輪を見据える。


日本女子フィギュアの新章は、17歳の大技とともに幕を開ける。

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