PKで掴んだ20年ぶりの夢舞台!チェコ代表、ワールドカップ2026の見どころ

チェコ(5大会ぶり2回目)


2006年ドイツ大会を最後にW杯の舞台から遠ざかっていたチェコ代表が、ついに暗いトンネルを抜けた。欧州予選グループLを2位で通過すると、プレーオフではアイルランド、デンマークを相手に2試合連続のPK戦を制するという「修羅場」を潜り抜けた。独立後の国としてはわずか2回目、実に5大会ぶりとなる本戦切符を劇的に掴み取った。

チームを再建したのは、かつての名手イワン・ハシェック監督だ。2024年の就任以降、徹底した組織防衛と電光石火のカウンターを植え付けた。ポゼッションを捨ててでも勝ち筋を見出すそのスタイルは、支配率3割以下で耐え抜きデンマークを沈めたプレーオフ決勝で結実。堅守と自己犠牲を厭わない「ハシェック・イズム」は、今やチームの強固なアイデンティティとなっている。

中心を担うのは、中盤のダイナモであるソウチェクと、無類の決定力を誇るシックの2枚看板だ。
ここに成熟したベテランと勢いのある若手が融合し、戦術の完成度は極めて高い。グループDではメキシコ、韓国、南アフリカと対戦する。粘り強く戦い、一瞬の隙を突く中欧の雄が、20年前の先輩たちが成し得なかった「世界への衝撃」を北米の地で再現しようとしている。


FIFAランキング:41位


◆メンバー
▼GK
ニコラ・バシリ(ザンクト・パウリ)
マルティン・ズロミスリッチ(リエカ)
オスマン・ハジキッチ(スラベン・ベルポ)

▼DF
セアド・コラシナツ(アタランタ)
アマル・デディッチ(ベンフィカ)
ニハド・ムヤキッチ(ガズィアンテプ)
ニコラ・カティッチ(シャルケ)
タリク・ムハレモビッチ(サッスオーロ)
スティエパン・ラデリッチ(リエカ)
デニス・ハジカドゥニッチ(サンプドリア)
ニダル・チェリク(RCランス)

▼MF
アミル・ハジアフメトビッチ(ハル・シティ)
イバン・シュニッチ(パフォス)
イバン・バシッチ(アスタナ)
ジェニス・ブルニッチ(カールスルーエ)
エルミン・マフミッチ(スロバン・リベレツ)
ベンヤミン・タヒロビッチ(ブレンビー)
アマル・メミッチ(プルゼニ)
アルミン・ギゴビッチ(ヤング・ボーイズ)
ケリム・アライベゴビッチ(ザルツブルク)
エスミル・バイラクタレビッチ(PSV)
▼FW
エルメディン・デミロビッチ(シュトゥットガルト)
ヨボ・ルキッチ(ウニベルシタテア・クルージュ)
サメド・バジュダル(ヤギエロニア・ビャウィストク)
ハリス・タバコビッチ(ボルシアMG)
エディン・ジェコ(シャルケ)


文:SPORTS BULL(スポーツブル)編集部

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