「マンマミーア」39歳・長友佑都、アジア人初のW杯5大会連続出場で万感の涙|ワールドカップ2026

日本代表はグループステージ最終戦で、スウェーデンと1-1のドローに終わった。勝ち点5でグループF2位を確定させ、3大会連続の決勝トーナメント進出。次の相手はグループC首位のブラジルだ。

試合後、長友佑都はXに一言だけ投稿した。

「マンマミーア」


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56分の先制、62分の同点——息詰まる展開を1-1で乗り切る

前半は両チームともにゴールのない0-0で折り返した。日本が動いたのは56分。堂安律と上田綺世のコンビネーションから堂安がスルーパスを送り、前田大然が右足で流し込んで先制。前田にとってカタール大会に続く2大会連続のW杯ゴールとなった。


しかしその6分後、スウェーデンがすぐさま反撃。右サイドでボールを受けたアンソニー・エランガが内側へ持ち込み、左足のシュートをゴール左隅へ突き刺して同点に追いついた。

終盤、スウェーデンが攻勢を強める中、GK鈴木彩艶を軸とした守備陣が踏みとどまり、1-1のまま試合終了。引き分けで十分の状況をしっかりとものにした。

39歳、75分のピッチへ——アジア人初の偉業

75分、長友佑都が中村敬斗に代わってピッチに立った。2006年ドイツ大会から数えて、これがワールドカップ5大会連続出場。アジア人として史上初の記録だ。

左ウイングバックとして投入された長友は、残り15分あまりを1対1で絶対に負けないと誓った闘志そのままにプレーし、スウェーデンの猛攻をチームとともに封じた。


「4年間、本当にやってきたことは無駄でなかった」

試合後、DAZNのフラッシュインタビューでマイクを向けられた長友は、その喜びをこう表現した。

「4年間、このために準備してきたから。マンマミーア。この興奮はワールドカップでしか味わえない。仲間も含めてすごく自分を支えてくれたし、たくさんの支えがあってこのピッチに立てたので、4年間、本当にやってきたことは無駄でなかったとみんなに感謝したいです」

「マンマミーア」はイタリア語で「なんてこった!」という驚きと感動を表す感嘆詞。セリエAで長年プレーした長友ならではの一言が、万感の思いをすべて凝縮していた。

自らの役割についても明快に語った。「守備の部分で激しくいくところ、1対1で絶対に負けないところ。
魂とエネルギーをチームに注ぎたいと思っていたからやるだけだった」

そしてグループ突破を決めた後、長友は次なる目標を力強く宣言した。「優勝を目指している。どこが相手でも勝つだけ。やりますよ僕ら」

次はブラジル——「どこが相手でも勝つだけ」

日本はラウンド32でグループC首位のブラジルと激突する。カタール大会でクロアチアとのPK戦で敗れて以来、4年ぶりの決勝トーナメントの舞台。長友が言い切った「どこが相手でも勝つだけ」という言葉が、チーム全体の覚悟を代弁している。

「マンマミーア」の一言が、日本の挑戦がまだ終わっていないことを教えてくれる。


文:SPORTS BULL(スポーツブル)編集部

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