【NPB史上初】日本ハム、初回先頭から4者連続本塁打で逆転

北海道日本ハムが、球史に刻まれる一撃を放った。舞台は7月2日、本拠地エスコンフィールドで行われたオリックス戦の1回裏だ。先頭打者から4者連続本塁打が飛び出し、直前に許したばかりの1点を一気にひっくり返した。プロ野球公式戦では前例のない快挙という。

先頭・水谷から万波まで一気に4発

1点を先制されて迎えた1回裏だった。まず先頭打者の水谷瞬が、オリックス先発・佐藤一磨投手が投じた4球目をとらえ、レフトスタンドへ運ぶ。同点に追いつくと、続く二番・水野達稀も遠慮なく振り抜き、5号ソロで勢いを引き継いだ。ここで勝ち越しに成功したチームの勢いは止まらない。
三番のレイエスは確信の一打をバックスクリーンへ突き刺すと、続く四番・万波中正も16号ソロで応じた。先頭打者から4者連続で本塁打が飛び出す場面は、プロ野球史上でも例がない。わずか数分の間に、球場の空気が一変した瞬間だった。

首位打率と本塁打100号最速到達

この日の一発だけが特別だったわけではない。試合前の時点で、日本ハムはリーグトップとなるチーム打率.252をマークし、4連勝と波に乗っていた。加えて水野が放った一発は、12球団の中で最も早いペースでの本塁打100号到達となった。打線全体の状態が上向いていたことが、この記録的な1イニングを後押しした形だ。単発の記録ではなく、チームとしての勢いが結実した結果と言えるだろう。


打線の勢いは次戦以降も継続

先頭打者から立て続けに4本もの本塁打を浴びる展開は、相手投手陣にとって計算の立たない怖さを伴う。今回の記録は、打線に切れ目がないことを改めて示した形だ。個々の選手のコンディションも良く、上位から下位までつながりのある打線が形成されつつある。この勢いをシーズン後半にどうつなげていくのか、次戦以降の日本ハム打線からも目が離せない。

新たな歴史を刻んだ日本ハム打線。この日の一撃が一過性のものに終わらず、今後の快進撃を告げる号砲となるか、注目したい。

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