「あの子、色目使ってる…」あざとい女性にイラっとしてしまう心理とは
とか「あの女、女を武器にしてる」とか思うのってどんなときでしょう。
そう思う側はこう主張するでしょう。「確かに女は自覚なく女という武器を使っているのかもしれない。しかし私が苛立っているあの子は、明らかに自覚を持って、女性という武器を振り回しているのだ」と。
でも、本当にそうでしょうか? 他人の内心などわかりません。その人に自覚があるかどうかはさっぱりわかりません。
そして、たとえそうだとしても、「自覚を持って女性を使っている」ことを、なぜそんなに腹立たしく思うのでしょうか? 考えてみるとおかしくないですか?
■腹が立つのは、その子がモテているとき
はっきり言いますが、「自覚を持って女を使っている」ように見える人に腹が立つのは、その人がモテている、ちやほやされている様子を見せつけられたときです。
自分でない誰かがちやほやされていると、嫉妬の気持ちが沸き起こったりします。
そして自分の惨めさを隠したくなって、相手の悪いところをあげつらいたくなる。そのとき湧いてくる一番簡単な言葉が「あいつは女を武器にしてる」なんです。女を武器にしているという悪口は万能です。女性に対してなら、ほぼ誰に対しても使えますから。