本当の「姫始め」って知ってる?年の始めのちょっとエッチなトリビア【恋占ニュース】
姫始めには諸説あり、
・飛馬始め…初めて乗馬をする日
・火水始め…初めて火や水を使う日
・女妓始め…初めて裁縫をする日
などなど、元旦が明けて徐々に日常に戻っていくための区切りを表しているようなんですね。
そして、日本人の大好きな語呂合わせから
姫始め=姫と遊ぶ=秘め事という流れで、その年の初エッチを示す言葉として現代に根づいたみたいです。
で、この用法としては江戸時代には既に使われていて、「好色一代男」にも「姫始め」という言葉が登場しています。
また、
「女房と乗り合いにする宝船」
「宝船しわになるほど女房こぎ」
なんて川柳も残されていて、これも姫始めを表していることがわかりますね。
◆どこかめでたい四十八手で姫始め?
ところで、江戸時代には良い初夢を見られるよう、枕の下に宝船の絵を敷いて寝る風習があったそうです。
当時の人々は、それがよれてしまうほど、熱い姫始めを繰り広げていたのかもしれません。
そうそう、「宝船」と言えば、四十八手のひとつで、女性上位のなかなか大胆な体位の名前だったりします。ほかにも「獅子舞」や「しぼり芙蓉」「御所車」「達磨返し」など、おめでたくて雅な名前がついた体位があるので、姫始めの際に挑戦してみるのもいいかもしれません。