「コミュニケーションアプリ」での、深まる関係性と壊れる関係性
しかし一方で、メッセージを読むと相手にも通知される「既読」という機能。これによって「相手はメッセージを読んでいるのに返事をしてくれない。」という不満さえ出てくるようになりました。
メールだと「この人ほんとに読んでるの?」と疑問にもなるし仮にもし読んでいても「ごめん気付かなかった」と言い訳が可能。でもラインの場合この言い訳は一切きかないという現状。
浮気がバレたり、何も悪いことはしていなくても疑われたりと本来「知る必要のない情報」さえも知れてしまうことで、2人の関係性にヒビがはいってしまう危険性があるのです。
先日も私の友人はコミュニケーションツールでのやりとりが原因で、彼氏と別れたとのことです。「どこに行っているの?」というメッセージは既読だったにも関わらず「寝てたから見てなかった」というような返事が来たそうです。
相手にはそこまで深い理由がないにせよ、ほんの一言で不審感や不満が募ってしまう。
つまり「便利」=「怖い」ことに繋がることも。「知りすぎる」ということは「怖い」ことなのですね。
なんでも「ほどほど」「普通」がちょうどいいってことですね。