■自己紹介の最初は長所をアピール社会心理学者アッシュが行った印象形成実験というのがあるのですが、その実験は性格の特徴が書かれたリストを見てどんな人物かを連想させるというもの。
ひとつ目のリストには「知的な→勤勉な→強力な→批判的な→頑固な→嫉妬深い」と書かれており、ふたつ目のリストには「嫉妬深い→頑固な→批判的な→強力な→勤勉な→知的な」と書かれています。
実はよく見るとどちらのリストも順番が違うだけで書かれている内容は同じですね。けれども、ひとつ目のリストを見た人は「嫉妬深い所もあるけれど、知的で真面目な人」、ふたつ目のリストを見た人は「知的で真面目なんだけど、嫉妬深くて頑固な人」いった印象を受けたそう。
つまり、最初の方に出てくる特徴が相手の印象のコアとなり、後半に出てくる特徴は弱められてしまうのです。この心理作用を利用して、自己紹介では、まず最初に自分の長所をアピールして、最後の方に短所を少しだけ挟みむようにしましょう。
まずは両端どちらかの席を確保し、自己紹介では長所からアピール。この2ポイントをおさえておけば、アナタの好感度アップは間違いナシですよ!