彼の「NO」を「YES!」に変える方法【伝え方が9割】
■あなた限定会社でたくさんの人と一緒に仕事をしている中のひとりの男性を誘いたいのだとしたら、「○○さんにだけ、行きつけのお店を教えてあげたい」というのはどうでしょうか。万が一あなたにそこまで興味がなくても、そう言われてうれしくならない人はいません。初めてのデートにこぎつけそうです。
■チームワーク化以前一度食事に誘ったけれど、やんわり断られたような人には、「いっしょにサッカーの日本代表を応援しませんか?」と、試合の日にスポーツバーに誘えば、相手の気持ちは少し変わるかもしれません。「いっしょにやりましょう」とあなたとチームワーク化するのです。人は集団行動をする生き物ですから、誰かがやると自分もしたくなるということは珍しくありません。試してみる価値はあります。
こんな風に、あなたのデートしたい!という気持ちをただそのまま言葉にするのではなく、相手の気持ちを想像した誘い方を考えてみましょう。
そうすることで、デートをしたいというあなたの「お願い」は、相手にとってもメリットになることになりました。その結果、当然OKの確率が高くなるのです。
彼の好みじゃないかもとか、おしゃれなお店じゃなきゃ、などといろいろ考えるよりも、彼の頭の中を、彼のメリットを想像してみましょう。そうすれば、思いがけないいい返事がもらえるかもしれません。
・もっと詳しく知りたい方
佐々木圭一著『伝え方が9割』(ダイヤモンド社)
発売日:2013年3月1日
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