今秘かに増えている? 「押しMEN」タイプに要注意

子供時代は基本的に大人(親)の言うことを聞くいわゆる「いい子」で、他人との軋轢で精神的に揉まれる機会が少なく、他人に拒否される、または拒否するといった経験が乏しいまま大人になると、こういった思考回路に陥ることがあります。自分が傷つくことには弱いので、逆恨みされると後々大変なことになりそうです。

かといって、周囲の好意をすべてシャットアウトというのもなんだか悲しいですよね。トラブルを避けるために、あなたに好意を寄せる男性が普通にいい人なのか、「押しMEN」なのかどうか見極めましょう。

あなたが相手の申し出に対し「NO」と言った時、「ああそう」とすぐに納得するなら大丈夫でしょう。「遠慮しなくていいよ」と言ってさらに粘るタイプは注意が必要です。

もし自分が好意を持っている異性に誘われたら、一も二もなくOKしますよね。断るということは、いかにそれが相手に役立つことであっても、今はその気持ちを受け入れられないというシグナルなのに、彼はそれに気付かないのです。


「ここまで色々してもらって断るのは悪いかも」なんて応じてしまうと、親切がどんどんエスカレートしていくこともありますから、さりげなく距離をおいていきましょう。

また、このような男性が職場の先輩や上司であったりすると厄介で、仕事がらみの話で断りづらいことも出てくるかもしれません。パワハラにつながる可能性もありますので、そういった場合は勇気を出してその人の上司などに話をしておくことも大切です。

幸せな恋愛のためにもトラブルに巻き込まれないように、自分自身で気をつけていきたいものですね。

(佐藤 栄子)
プロフィール:上級心理カウンセラー/箱庭療法セラピスト。約20年続けた秘書の仕事を通じ、様々な人間関係を経験。その経験を活かしたアドバイスには定評あり。男女間の悩み、自己嫌悪への相談を得意としている。
1つ1つ丁寧に答えを導くカウンセリングに感謝の声が多数届いている。現在「エキサイトお悩み相談室」で活躍中。
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