「いったい何が知りたいの? 」という感じになり、せっかくお近づきになれるチャンスを台無しにしてしまっている。それでは、どのようにすれば女性の心を開けるのか? 疑われずに相手を知ることができるのか? 難しそうだが、実はとても簡単なこと。それにはまず、「自分のことを話す」ことだ。
「自分は●●が好きなんだよね」「自分は●●なんだよね」。自分の情報を相手に提示した上で、相手に情報提供を求める。これは男女の関係のみではなく、他の人間関係でも共通して使えるワザでもある。
相手との関係性がまだ不完全な状態の時、誰だかよくわからない相手に自分の情報を話せますか? 相手があなたに対して好意を持っていなかった時は、なおさらだ。
「この人、なんでこんなこと聞いてくるんだろう。
図々しい」と、会話を進め距離を縮めるための質問が、かえって逆効果になるということもあるのだ。
少しでも相手に近づきたいと思った時、まずは近づきたいと思う相手に、あなたがどういう人間なのかを伝えることによって、相手からあなたへの警戒心を解き、そこで初めて知りたいと思ってもらえたり、自分の話を聞いてほしいと思わせることが可能になるわけだ。
だからと言って、深すぎる話題や反応に困るような話題はNG。例えば過去の失恋のこと、両親や親戚のいざこざ等は、もってのほかだ。自分以外の人間が登場する人間関係のトラブルの話題は、いきなり聞かされたところで、どう反応したらいいかわからない場合が多い。
また、その後の会話も詰まってしまうケースがあるので気を付けよう。自分の情報を提示するのは、あくまでも「相手のことを知りたい」というのが前提だということをお忘れなく。
男性陣には、「自分はこうなんだけど、君はどう? 」と、女性に警戒心を持たれることなく、どうかスムーズに話をリードしてもらいたいものだ。