まず頭に浮かんだのは、「日本よりも男性が家事育児に参加してくれそう」「いつまでも女性として扱ってくれて、例えば子供が産まれても、恋人のような時間を過ごしていそう」…などといった、よく国際結婚の魅力として語られているイメージだった。
しかし本人たちに聞いてみると、そういう傾向にはあるものの、そのあたりの夫婦のバランスに関してはやはり個人個人によるというのが実情らしい。
毎週末必ず、趣味の野球へ出かけて行ってしまうというご主人や、子供は可愛がってくれるけれど、仕事が忙しくて帰りも遅く、「全然イクメンじゃない」と嘆く友人もいた。
ただ、結婚相手の国籍も年齢も様々な友人たちが、ひとつだけ共通して語っていたことがあった。
それは、「“明らかな違い”があるからこそ、夫婦仲がうまくいっていると思う」という、ちょっと逆説的にも聞こえる答えだった。
(Sahyu)