国際結婚に学ぶ、カップル長続きのコツ【中編】

あくまで一例で、友人カップルの場合ということではあるが、例えばフランス人の彼と結婚し、すぐに子供に恵まれた友人は、「産まれてすぐの赤ちゃんを、夫婦とは別室に寝かせる」という彼の意見に非常に戸惑ったそうだ。

夫婦の時間を大切に…というのは素敵なことだし、フランスではごく一般的な考え方だと言われたというが、日本で生まれ育った彼女からすると、すんなりとは受け入れがたかったようだ。

■生活の全てに関して「話し合わざるを得ない」彼女の例は、ある意味わかりやすい「国による考え方の差異」だが、国際結婚をしたカップルの多くは、日本人同士で結婚をした場合には、すぐに話さなくても良いようなこと…。

親との関わり方、友達との付き合い方、お金の使い方、家事全般のやり方や育児の方針とそれぞれの分担、また、ちょっと赤裸々な話ではあるが、ベッド周りのことについてなど、大きなことから細かいことまで、互いの考えや意志をその都度、確認する必要が出てくる。

加えて、やはり日本人とつきあう時よりも「あなたはどう考えているの? 」と意見を求められることが多く、結婚前から、それぞれの考えや相手への要求を「話し合っていかざるを得ない」そうだ。

そういったやりとりを通し、自分の大切にしたいこと、優先順位や譲れない部分などもはっきりしていくというが、あやふやにして逃げられない分、かなりしんどいと感じる時もあるという。

しかし、彼女たちの話を聞いていて思ったのは、実はそれこそが「長続きの秘訣」なのではないかということだ。

(Sahyu)
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