■タイプB. 不倫相手を「フル活用」一方、既婚の彼女は、今では立派なお母さん。彼女は27歳ごろを境に、いわゆる「婚活」を開始。合コンに積極的に参加したり、お見合いをしてみたり…と、特別変わったことをしていたわけではないが、ほどなく同年代の彼氏ができ、30歳になるころ無事結婚していた。
彼女の特徴は、当時から「不倫」をする理由について「自分の目標達成のため」と豪語していたこと。「20代のうちにやりたいことリスト」なるものを作成しており、その中で「お金がかかること」に関しては、年上の妻子持ちの彼を、いわばうまく利用して叶えていた。
20代半ばの自分では買えない憧れのブランドものを買ってもらう、ホテルの会員制バーを気軽に利用する…などを手始めに、最後はお別れ旅行と称してファーストクラスで海外旅行へ出かけていた。
もちろん相手の彼のことは好きだとは言っていたが、そのあまりの割り切りぶりは、もはや清々しく思えるほど。相手も家庭がある身なので、彼女に結婚の話が出たころ、円満にお別れしたそうだ。
「冷たくなれる人間しか、不倫はしちゃダメだと思う」と話す彼女の例は、かなり特殊なエピソードだろう。ただ、現在も独身の知人を見てもわかるように、大抵の女性はなかなかその関係から抜け出すことができないのも事実。
もしあなたが今、妻子ある人との恋愛に苦しんでいるのならば…自分が彼女のように割り切れるタイプなのかどうか、少し考えてみても良いかもしれない。
「お義母さんに秘密をバラすね?」離婚が決まり、夫への復讐を計画した話