「裏切る男」を見極める為に、交際中から気をつけたいこと

震える彼女が彼を問いただすと、じつは5年前に結婚していて子供も2人いるという。「本気で好きになってしまって、言えなかった」と。まさか、自分が騙されるとは思っていなかったので放心状態。もちろん、そのまま別れることになりましたが、その打撃で彼女は男を信じられなくなってしまいました。

では、なぜ彼女は彼が結婚していることに気づかなかったのでしょう。振り返って冷静に考えてみると、怪しいことはいくつもありました。

・土曜に泊まっても、日曜は午前中に帰る。
・夜遅くまで仕事をしているという理由で、21時過ぎは電話に出ない。
・バレンタインやクリスマス、彼の誕生日、父の日、母の日などのイベントの日は仕事で会えない。
・郊外に家を買ってしまい都心から時間がかかる、という理由で家に行ったことがなく、デートはホテルか彼女の家が定番。

「ちょっとおかしい」と頭をよぎったことは何回かあったけれど、1日5回のメールと1回の電話を欠かさずくれるし、旅行にも連れて行ってくれるので完全に信じきっていたそう。

自宅に招待してくれないことも、普段充実したデートをしているのでとくに気にならなかったのだとか。では、なぜ同僚にまで紹介してくれたのでしょうか。それは妻以外の「彼女」の存在を、暗黙の了解で認める仲間だったということです。

まず、家に連れて行ってくれない男は家族がいる可能性が大です。何度「行きたい」と願いしても断られる場合は要注意。そして、不倫できる男はマメだし、少なからず後ろめたさがあるので彼女のわがままも素直に聞いてくれる。まず喧嘩になるほど怒ったり何かを要求してきたりはしません。

真剣に向き合っているカップルなら、ちょっとした不満やお互いのグチが出るのは当たり前。「何かおかしい」と思うのは、れっきとしたメスの勘。ふと感じた「疑問」に目をつぶらず、一度立ち止まってその関係を客観視することが大切です。