中には「父親と似た人だけはイヤだと思っていたのに、気づくとどこか似ている人とつき合っている」と、気づいているにもかかわらず、その恋愛パターンから脱却できない女性もいました。
これは、あまりにも根が深い問題なので、自分自身でその事実に気づき、「父親とは同じ男性を選ばない」という強い意思が必要とされます。「それなら父親と逆のタイプを選べばいい」という安易なアドバイスでは解決しきれない課題なのです。父親が“毒親”であったために、以下に挙げる条件すべてに当てはまってしまうこともあります。
もちろん、父親が“毒親”でダメ男ばかりとつき合ってきたけれど、結果的には違う男性と結婚して幸せになった女性もいます。幼少期からの刷り込みから脱却するのは至難の業ですから、自分自身を冷静かつ客観的に観察しつづけた努力の賜物と言えるでしょう。
■尽くしすぎる女性「彼には私がいないとダメなの」と喜び勇んで恋人に尽くしすぎる女性も、ダメ男に引っかかりやすい女性の特徴の1つ。
尽くしすぎる行為のその裏には、実は「ここまでしないと、自分は愛されない存在かもしれない」という自信のなさが隠されている場合があります。
自信がないから過剰に尽くして相手に満足してもらうことで、自分の存在意義を確かめていたりするのです。
尽くしすぎると「コイツは何をしても離れていかない」と増長し、やりたい放題の言動をする男性は案外多いもの。増長させてしまったがゆえに、ごく一般的な常識の持ち主だった男性を、ダメ男に変貌させてしまうこともあるのです。
後編でも、さらにダメ男に引っかかりやすい女性の特徴を紹介します。