■結婚するまでに何も“引っかかり”がない私事で恐縮ですが、これはわたしが“婚活難民”に陥りかけた時、母に「どんな人と結婚すればいいんだろう?」と聞いた時に言われた言葉です。「引っかかり」とは広い意味で「障害」を指しますが、これは両親からの反対や、経済的理由を意味しているのではありません。
というわけで離婚経験者に、結婚するまでに“引っかかり”があったか否かを聞いてみたところ、「(性格等の不一致で)うまくいかない予感もしたけど、好きだったから結婚したらやはり離婚してしまった」という答えが多く返ってきました。ですからこの引っかかりは、交際中に浮かぶ相手に対する不信感や疑問を指すこともあります。
結婚式の準備をする際にわいた不信感や疑問も、引っかかりの一部。結婚式は2人だけのイベントではありませんが、2人で乗り越えるべき最初の共同作業と言われているため、この時点で男性に不信感を抱くと、後の結婚生活に不満を持つ女性も少なくないのです。
ですが、実は結婚式の準備までたどり着く前に、本当は何かしら引っかかりがあったはず。それを見逃してしまったとも言えるでしょう。
■1つでもいいので彼に家事の得意分野がある結婚後も女性が働くことが多くなった昨今、男性が家事の一端を担うことへの期待も増え、彼に家事の得意分野があるのは重要な結婚の決め手とも言えます。料理が苦手な女性が料理好きな男性と結婚を決めた、というケースもちらほら耳にするようになりました。
結婚後の家事の役割分担について話し合うことは、相手の結婚に対する価値観を見極める材料にもなります。「結婚後の生活費は折半、だけど家事は女性にお願いする」と考えている自分だけに都合のいい男性も、意外と少なくありません。恋人がいる人はぜひ、話し合う機会を設けてください。
いかがでしたか? 次回の「結婚相手に選ぶべき男性の特徴」3つも、参考にしてみてくださいね。