切ない冬必見！ 失恋女子の心の傷を癒やしてくれる恋愛漫画3選

■人は何度でもやり直せる…心の処方箋が欲しい人へ

『潔く柔く』／いくえみ綾

2013年映画化され、改めて話題を呼んだのがこちら。15歳の夏に幼なじみを亡くし、恋をすることが出来なくなった主人公・カンナが、同じく小さくして同級生を事故で無くした禄と出会い、もう一度“愛”という存在を確かめていく物語。



様々な登場人物の視点で描かれる2人の人生には、「苦しいのは自分だけじゃないんだ」と思わせてくれるリアルな生活描写がたくさん出てくるので、まさに心の処方箋として最適な漫画と言えるでしょう。



「時間が経てば、もっと違った見方ができるようになる」頭ではわかっていても、「きっとそんな日は来ない」と心が決めつけていませんか？ そんな時は是非、カンナの歩みをそっと見つめてみることをおすすめしますよ。



■妄想パワー炸裂！？ でもそんな空回りが勇気に変わる

『失恋ショコラティエ』／水城せとな

現在連載中の作品も1つご紹介。タイトル自体に“失恋”というキーワード入り（笑）！ 来年、月9枠でドラマ化されることでも注目を集めているこの作品はいかがでしょうか。



本作は、基本全体が男性主人公の目線で描かれているにも関わらず、女性からの共感が非常に多いのが面白いところ。小悪魔女子・サエコにまんまとしてやられ、バレンタインデーに逆失恋してしまった爽太は、悲しみに打ちひしがれながらも、彼女を振り向かせようと一念発起してショコラティエ留学を決意。



最初は女々しさ満点の爽太だったが、彼女への想いを募らせ、叩きのめされていくうちに…自分でも気づかない程、強く大きな心で恋にも夢にも向き合える男へと成長していく様は、見ていてとっても痛快です。



また、彼が勝手気ままに妄想を繰り広げるシーンにはファンも多く、現実から逃げたくなった時は参考にしてみると、何に悩んでいたか忘れてしまう日がくるかもしれませんよ！



色や音楽がない分、あなたの人生をより色濃く映し出してくれる漫画。その時々の心の状況に合わせて、上手に活用してみてくださいね。