彼に結婚を決意させ、 お金の話を聞き出すことができる会話術【伝え方が9割】
また、ある知人女性は彼氏を「社会科見学気分で結婚式場を見に行ってみない?」と誘ったことで結婚を決めました。式場の方から「6ヶ月後なら予約が取れます」と言われた瞬間、2人は勢いで「とりあえず予約しておこう」という意見になり、そのまま結婚してしまったのです(笑)。
こちらも同棲のケースと同様、式場の方の代弁が功を奏したのです。転勤も、わかりやすく勢いがつけられる外的要因だと思います。
結婚後のお財布の管理については、婚約後から入籍前のどこかで話し合うのがベストタイミング。婚約前だと男性の「結婚=心身ともに縛られる」というイメージを強めてしまうことになり、結婚が遠のきかねません。
結婚後に話し合って価値観のズレが発覚すると後戻りできない状態になりますから、婚約後から入籍前がベストなのです。多額の費用がかかる住宅を借りる、もしくは購入前ということもポイントです。
家計を全てオープンにしたい場合は、拙著の「ノー」を「イエス」に変える「7つの切り口」のうちの1つ、「相手の好きなこと」に「金銭に関わる大きな夢」を添えて提案してみて下さい。
例えば「将来は◯◯に住みたいね」という話になったら、「その夢をかなえるためにはこれぐらいのお金が必要だから、一緒に頑張ろう」と言うのです。男性は、将来への明るい希望を見出すことで、開示することが苦ではなくなります。
人はメリットを提示されると「イエス」と言いやすくなるのです。単純に「収入を全部教えて」と開示を求めるのは、男性にとってはデメリットしかありません。デメリットしかない場合、人は動かないというのも伝え方の王道です。
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