せっかく一緒にいるのに! デート中に彼が話を聞いてくれない理由とは?【黒川伊保子】
こういうタイプは文脈でものを考える文系タイプの人から見ると、失礼なときがあるのも事実。メールもまめに返さないし、連絡もあまりしない。でも、空間認識の領域ではちゃんと近くにプロットしてあって、10年に1度しか会わなくても大切に想っているのです。
■男子に「まくしたて」は禁物!どんなに大事な話し合いでも、たとえ別れ話に発展しそうなケンカでも、黙ったままだったり何を考えているのか分からないときってありますよね。冗談みたいだけど、気づいたら寝ていたってことも…。
女子にとったら信じられないし、「ちゃんと聞いてるの?」ってなりますよね。でも、それは聞いていないのではなくて、聞いているけど文脈の長い旅についていけなくて気が遠くなっているだけ。
男性脳にとっては、女子がまくしたてている文脈はあまりにも膨大すぎて理解不可能なのです。
もし言いたいことがあるのなら、「私はこういうふうに言われるのがイヤ」、「こうされるのがイヤ」、「これだけはやめて」と、要求だけを言うようにしましょう。
決してしてはいけないのは、話し合いに持ち込むこと。夫婦円満のコツは、話し合ってものを決めないことだとも言われているくらいです。「どうして、ちゃんと言ってくれないの? そもそも、あなたは、あのときだって…」なんていう“長い旅”には出ないでね。
もし、どうしても伝えたいことがあるなら「さみしかった」とか「かなしかった」とか、「してくれたらうれしい」とか甘える形で言うのが上級者なのです。
特集:黒川伊保子が教える、幸せを呼ぶ脳のつかい方
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