どうして? 既婚男性が不倫をしても離婚しない理由【前編】
ではなぜ、不倫中の男性は相手に「愛してる」と言うのか。実は、重要な言葉が抜けているだけです。正解は、「今この瞬間『だけ』は、愛してるよ」が本音なのです。「仕事中も君のことを考えてしまう」と言ってきたとしても、それも瞬間的な気持ちです。永続的な愛情は奥様に注ぎ、刺激やトキメキといった瞬間的な衝動のような愛を、不倫相手に言葉にして伝えているだけなのです。
不倫中の独身女性は、彼の言う「ずっと一緒にいたい」という言葉にも騙されないで下さい。この場合も、重要な言葉が抜けています。「不倫というこのままの形で、ずっと一緒にいたい」が、不倫をしつつも離婚をしない男性の本音なのです。
■子供と離れられないからこの断り文句を用いて、「だから子供が成人するまで離婚は待ってほしい」と言われた女性がいます。親が子供に持つ愛情は、出産未経験の独身女性には計り知れないほど、大きく深いものです。子供が生まれたことを機に、女遊びをピタリとやめた男性もいます。
だからこそ、この言葉にも不倫中の独身女性は騙されてほしくないと私は思います。子供が成人した時の、自分の年齢を計算して下さい。確定もしていない約束を信じ続けてその年齢に達してもし彼と結婚できなかった場合、新たなパートナーを容易に探せる年齢でしょうか。
そして目線を変えて考えると、子供にとって親は、成人したから離婚してもいいという存在ではない事実を踏まえると、子供を盾にした言い訳とも言えます。
後編でも、既婚男性が不倫をしても離婚しない理由をお伝えします。
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