どうして? 既婚男性が不倫をしても離婚しない理由【後編】
不倫中の独身女性は、その生活基盤に自分がなりたいと考えがちですが、それは自分に都合のいい夢を見すぎです。結婚する年齢が晩婚化してはいますが、いまだに日本社会では結婚していることが信頼の証といった風潮があります。社会的地位の高い男性は、離婚することでその地位を手放したくないと考えるのが普通です。
そして、不倫が原因で離婚した事実は、なぜか会社中に知れ渡ります。両家の両親や親族にも隠して事を済ますこともできません。想像してみて下さい。そんな事実が知れ渡ったら、家族や親族からは縁を切られることも否めませんし、会社では冷たい目で見られ続けるのです。果たして男性は、そこまでのリスクを犯して不倫中の女性と再婚したいと考えるでしょうか。
■夫の不倫を知っても妻側が離婚を承諾しない奥様が専業主婦で収入を得ていない、またはパートなどで生活できるほどの収入を得ていない場合に起こりうるケース。この場合、離婚を待つ独身女性は「彼は私のことを愛してくれているんだから、奥さんが離婚届に判を押せばいいだけ」と考える傾向がありますが、これも誤った認識です。
男性が本気で再婚したいのであれば、自身の収入の大半を生涯捨てる、と決意すればいいのです。それをしないということは、妻側が離婚を承諾しないことを受け入れ、かつ自分自身も家庭を捨てたくはないという思いが、気持ちのどこかにあるからなのです。
以上、既婚男性が不倫をしても離婚はしない理由をお伝えしましたが、すべてにおける共通点は、不倫相手より奥様のことを愛しているという事実です。これを読んで不倫中の独身女性の目が、早く覚めることを願っています。
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