自分磨きをいくらがんばっても、エリート男性にモテない本当の理由【黒川伊保子】
■感動力で、恋をキャッチするそれから、「いい男がいない」「私はこんなにがんばっているのに相手にしてもらえない」という女子は、相手に感動する力も鈍っています。出会い力=感動力。
たとえば、字がきれい、名刺の出し方がスマート、Tシャツの選び方がセンスがいい、音楽のセンスがいい。周りの男子の細かい才能に気づいて感動する癖を作ること、それを口に出す訓練をすること。感動する才能は、男子を惹きつけます。
「あなたの名刺の出し方、スマートですね」といわれれば、どきっとするであろうことは、女子でも想像がつきますよね。日ごろそれをしておけば、本命男子にもさりげなくやってあげられます。
それと、感動して口に出す癖は、直感力の回路を強めることに。
きれいなものを見て「きれい」と言うことも大事です。些細なことに「胸きゅん」して暮らしましょう。
美味しいスイーツや上質なコスメ、ブランド品などで自分を満足させている人はとくに要注意です。自分基準ではなく他人の価値観やテレビ、雑誌からの情報にとらわれると、左脳の動きばかりが増大。右脳や脳全体の連携による直感力が働かなくなり、小さなことで感動できなくなります。
それに、一時的な高揚感はそれを失ったときに欠落感とセットになっているので、幸せを追いかけては失う悪のスパイラルに。外からの幸せ像を追うことに必死になると男女の出会いに必要なフェロモンセンサーが鈍り、ますます出会い力を遠ざけていきます。
ちょっとしたことでも「素敵!」と感動できる脳になるためには、「早寝、早起き、朝ごはん」で、脳を活性化させること。
それから、ゆっくりお風呂に入ったり、音楽を聞いたり、美術館に行ったり料理をして、「言葉を失う」体験をすること。
自分が普段からかき集めている世間からの情報(言葉)を消すことで、直感力が冴えてきます。外見よりも、脳を磨くことのほうが出会いを引き寄せる力になってくれるのです。
特集:黒川伊保子が教える、幸せを呼ぶ脳のつかい方
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