四国お遍路で出会いをつかむ?! 今、若者が集まる理由とは【前編】
今回、20代後半~30代中頃でお遍路経験者の女性4名にお話を伺うことができたが、共通して語っていた魅力のひとつが、非日常感。「普段出会わないような人や文化と触れ合える」「大自然に囲まれながら体力的に自分の限界と向き合う中で、いつもは見えなくなっている本当の自分になれた気がする」…。
ただやはり、様々な想いを持って様々な人が集まる神聖な場なので、もちろん、冷やかし半分ではいけないし、山道などを歩くことから、下調べや事前準備もしっかりするべきだという。「若い女性のブーム、みたいに批判的に扱われることもあるけれど、それぞれの願いを胸に、周りに感謝しながら真剣に歩いている人がほとんどだと思う」と話していた。
またそのうちの1人、30歳を迎えたことを機にお遍路を始めた会社員の女性は、現在、お遍路で出会った同世代の男性とおつきあいしているという。「旅先で出会った人と…なんて、恋愛に積極的になれなかった自分の身に起こるとは思わなかった」そう語る彼女は、20代半ばで学生時代から付き合っていた恋人と別れて以来、ずっと彼がいないことが大きな悩みだったそう。
いったい、どんな出会いがあったのだろうか? 【後編】にて詳しい経緯を説明する。
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