イライラを彼にぶつけてしまってケンカに… 生理前症候群を乗り切る方法とは?【黒川伊保子】
■素の自分を出すより、伝え方に工夫を質問の中で、「お互い素の自分を出していこう」とありますが、これってちょっとキケン。ムカついたら、その気持ちをを彼に直接ぶつけるのが「素」なのかな? 自分が感じたことをすべて伝えて相手を追い詰めたらケンカになるし、イライラしてもそれを彼にぶつける必要はないですよね。
目的は、それを表現するのではなくて、憤りを上手に伝えて「よしよし」してもらうことじゃない? となると、イライラして悲しくなっている自分ごと相手に預けてしまうこと! 私の場合、家族にも男友達にもすっごくイラついたときは「今日の私、イライラしてる。だから私が悪いよね。おおらかな気持ちになれない私が悪い。でもあなたもこうしてくれればいいのに…今の言動、今日の私には耐え切れない」と言って素直に泣いちゃう。すると「ゴメン」と言ってなぐさめてもらえる(微笑)。
女子って、ムカつくとすぐに相手がいかに悪いかを言い募って絡んでしまうけど、それじゃ言い訳を言ってもらえるのが関の山。
でもね、よくよく考えてみたら自分をちやほやしてほしいだけだったりする。ということは、そこにもっていくための発散の仕方があるのです。それは素の自分を出すということじゃない。 こんなに思っているのにないがしろにされた気持ちを「そうじゃないよ」と言ってほしいんだよね。となると、いかにそう言わせるかが大事なのです。
ストレスなく生きるためには、何を手に入れたいかをちゃんと認知したほうが、自分のためになる。イライラしたときに何を手に入れたいのですか? 不満な気持ちをそのままぶつけてシュンとした彼? それとも、「イライラしたよ」「そうだな、イライラしたよね」といって優しくしてくれる彼?
自分がどうしてほしいかわかってないと「素の自分を出していこう」なんて言ってしまうのです。まずは自分と向き合って考えることで、欲しいものを手に入れて生きていきましょうね!
まとめ:黒川伊保子が教える、幸せを呼ぶ脳のつかい方
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