理想の相手は海外に? 今、国際婚活が大盛況【前編】
婚活という言葉が生まれたのは2008年のことだという。翌2009年には流行語大賞にもノミネートされ、今ではすっかり世に定着した。一方で、がんばって運命の相手を探していてもなかなか良縁に恵まれず、活動すること自体で消耗してしまう「婚活疲れ」という言葉ができるなど、今や「婚活市場は飽和状態」だという意見も囁かれるようになった。
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そんな中、一部の女性にとって活路となっているのが、「外国人との婚活」だという。今回、理想の相手を求めて日本国内にとどまらず出会いを探す、強者女子たちへのリサーチなどを通し、国境も飛び越えるほどの、その魅力に迫ってみた。
■ 国内の国際結婚事情厚生労働省の統計によると、2010年の国際結婚は約3万件。これは婚姻件数全体の約4.3%にのぼり、1980年の0.9%と比較すると大幅に増加しているそうだ。外国人男性との婚活を中心に活動しはじめて半年という33歳の女性によると、「国際結婚を支援する会社はいくつもあり、海外の男性との婚活パーティーも定期的に行われている」という。
確かに、インターネットなどで少し検索してみるだけでも、大手~外国人に特化した専門の会社までたくさんの情報が並んでおり、普通の婚活パーティーとそこまで大きな違いはないようだ。
■意外にも「おとなしめ」? 参加者のタイプとは「外国人の男性ばかりを狙う日本人女性」と聞くと、なんとなくイメージするのは派手目でクラブなどが好きで…というような、いわゆる「遊んでそうな」タイプではないだろうか。