幸せの鍵は行動にあり! イタリア流・彼との絆の作り方【前編】
ラブラブ期が過ぎた後の4ヵ月目~6 or 7ヵ月目くらいに入った時から「こういうとき、彼はどうするだろう?」と、それとなく相手の行動や生活のクセ、価値観を観察してみましょう。自分の恋のテンションはいったん抑え気味にするのがコツです。「素の彼をどこまで受け入れられるのか」「直せない(許せない)ようなクセや欠点はあるか」を把握しておくことで、これからのふたりの関係にある程度道筋をたてておくことができます。
クセや欠点は、指摘した上で「ここがクリアできれば、もっと素敵だと思う」と、ひと言添えてみて。きちんと直れば、「自分磨き完了だね! 前よりカッコよくなったんじゃない?」とほめることを忘れないこと。そうすることで「よく見ていてくれてるんだな」と相手に安心感を与え、信頼を深める効果が期待できます。
■相手を試さない最近破局した、とあるカップルの噂を耳にしたときのことです。女性のほうがかなり年下で、お姫様体質ぎみのタイプ。
ケンカすると「もう別れる!」と彼女がヒステリックになったあげく音信不通、彼が手をついてあやまって元サヤ…というのを繰り返しているふたりでした。
しかしある日、とうとう彼のほうが耐えかね、ケンカの後フェードアウトしてしまったそうです。「あれもプレイの一部だと思ってたのに、やっぱり我慢してたんだね」と、女友達のひとりがバッサリと言い捨てたのを覚えています。
ふたりで一緒にいる時間が長くなりだすと、「○○してあげたい」「喜んでほしい」という相手の幸せを願う気持ちから「○○してほしい」「自分を喜ばせてほしい」という、自分本位の方向に行ってしまう危険が出てきます。「かわいいワガママ」的に見てもらえたとしても、それは最初のうちだけ。
愛されていることを確認するためにワガママを言っていると思われてしまったら「面倒くさいから別れたい」と切り出されるまでは時間の問題です。自分の願いや希望をかなえてもらったら、こちらからも相手に返すことを忘れずに。愛されていることへの感謝が彼に伝われば、ふたりの関係はより強いものになるでしょう。