見切るが勝ち、イタリア流・ダメ男の見分け方【前編】
ロミオメールという言葉を最近よく聞きますが、イタリアのカップルの間では甘い言葉が日常茶飯事。とは言え、それは相手に受け入れられた時にこそ効果を発揮するものです。「大好きだよ」「いつも一緒にいるよ」、こんな甘い言葉をささやかれるとついボルテージが上がってしまいますが、そこでいったん引いてみて、どういう意図で出た言葉なのかを観察してみて下さい。
女性が満足した以上に、甘い言葉や甘いトークを繰り出してくる男性は、単に「甘い言葉を女性にちゃんと言えるオレって、すげぇイケてる」のが本音だったりすることも。ロマンチスト=ナルシストの裏返しでは、付き合った後も振り回される可能性があります。「甘い言葉は大事なシーンのために、とっておいてほしい」と伝えても直らないようであれば、早めに見切ることをオススメします。
■少年の心を持っている=お子様友人から、以前知り合った男性の話を聞いた時です。さわやかなスポーツマンタイプで、知り合った時からウマが合い、2~3ヵ月くらいの間よく一緒に出かけていたそうなのです。
そこまでは普通ですが、たまたま通りかかった車のディーラーで見つけた車に、彼がひと目惚れ。その場で契約書にサインする勢いを、彼女がなんとか引きとめたそうです。
「ゼロの数見落としてない!? あんな高い新車、ホントに買えるの!?」と問いただすと、彼はしばらくダンマリ。しかしその後「ちょっとお金貸してくれる?」と、彼の口から驚愕のセリフが!「幻滅なんてもんじゃないわよ。すぐさま家に帰ってやった」と、思い出すのもいまいましげにつぶやく彼女の姿が印象に残っています。
自分の気持ちや心のままにふるまう男性は、エネルギッシュで輝いて見えるものです。ただし、それが「少年の心を失わない」というホメ言葉で通用するのはせいぜい30代前半まで。どんなシーンでもかまわないので、「大人の振る舞いをその場にふさわしい形でこなせるか」をチェックしてみてください。
きちんとできていなければ、単なるお子様である可能性が高いと言えるでしょう。ヘタをすると「いろいろ後始末してくれる女性=ママ代わり」を要求されることも否定できません。見切った後は少しずつ距離をとり、フェードアウトするのが良いでしょう。
ひき続き【中編】でも、イタリア流・ダメ男の見分け方についてご紹介します。ぜひチェックしてみてください。