2015年3月1日 16:00|ウーマンエキサイト

彼の前でもムリはしないで愛される。イタリア流・素の自分の出し方【後編】

いやな空気をその場で終わらせて引きずらないのがコツです。余裕があれば「あースッキリした。聞いてくれてありがとう」と相手を気遣うひとことを添えれば「本当に自分が悪かった。次から気をつけよう」と本気で反省してもらえる効果も期待できます。

■武器にならない程度に涙を流す行きつけのバーで、たまにしか顔を出さない知りあいに会ったときです。最近どう? と話しかけると「彼女とケンカして泣かせたから、家にいられなくなっちゃってここに来た」と告白。何があったんだよ、と他の常連さんと一緒に話を聞いていたら、20分もたたないうちに彼女も登場。

笑顔も普通で、泣いていたとは思えないほどでした。
ふたりはいったん、お店の隅で何やらヒソヒソ。どうやら仲直りしていたようです。そのあとまたカウンターに戻って、ふたりで仲良くビールを飲んでから帰って行きました。

ケンカで涙が出るほど感情が高まってしまったら、こらえるほうが難しいものです。また、悲しい気持ちは、泣いている本人にしか収めようがないだけに「面倒くさいな」と真っ先に思われてしまいます。

出てしまったものは止めようがないですが、泣くことほどパートナーを困らせる方法はありません。涙が女の武器=振り回されることを恐れ、男性は逃げる以外の選択肢を取りにくくなるからです。

泣くのは1年に1回以内、せいぜい両目からひと筋づつ、武器になりすぎない程度にしておきましょう。
そして「悲しいから今日は帰るね」と自分から退散することをオススメします。いったん相手から離れることで、お互いにクールダウンする時間を取れれば、そのあと話をするときもスムーズに。仲直りするのもそれほど難しくはなくなります。

「親しき仲にも礼儀あり」という言葉のとおり、好きだからなんでも許されるわけではありません。でも、いつもかしこまった、ちゃんとした自分でいるのは息がつまるもの。上手に肩の力を抜いて、素直な気持ちで相手に飛び込んでいけるよう、できるところから実践してみてくださいね! 

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