自分が狙うべきポジションって? 肉食女子の恋愛マーケティング論【vol.2】
私の場合、
1. 20代後半
2. 背が低く、デブ0.5歩手前のぽっちゃりFカップ、ブスではないけど愛嬌がある顔
3. 外資系勤務の成り上がりバリキャリ目指し中
4. 脇が甘く見えるバカっぽさを持ちながら政治、経済、下ネタと幅広い話題を話せるギャップと甘いトーンの話し方
これらを総じて私はバカそうに見られがちです。そこで、落としたい男性と2人で出かける際は、戦略として大人数でいるときと違う一面を出すようにしています。このギャップが、私の市場に参入している敵“本当におバカなかわいい女子”や“綺麗だけどプライドエベレスト女王様”との差別化となり、外資系金融オジサマ市場において、一定のファンを獲得しています。
彼らは口を揃えて「なんとなく見た目とキャラで脇が甘そうに見えるけど、仕事を聞いて驚き! 本当のところはどうなのだろう? って、興味が湧いてくる。実際に真面目な一面もあって、若いのにすごくしっかりしてるなって感心するよ。忙しい僕たちには、精神的に自立してくれていることはとても大切だからね」と言います。
そう、この感想こそ市場調査とポジショニングの賜物です。まず、前回の市場調査で得たターゲットの『自分と同等かそれ以上の社会的地位、もしくはそれが見込める成長性』と『精神的に自立している』というニーズをしっかり捉えているのです。
かつ、『脇が甘そうに見えるけど』の部分で、『単なるバカでもなく、プライドもNotエベレスト』という、競合女子と差別化されたポジションを築いています。
ただし、真の競合というのは似て非なるもの。自分よりターゲットのニーズを満たす要素を持っていて、同じポジションを狙う女子こそあなたのド競合です。そんな時は真っ向勝負、自分を信じて突き進みましょう!
あなたの強みはなんですか? 人には強い部分と弱い部分があります。彼氏がいない、出会いがないと嘆くだけでなく、自分を分析して、あなたのターゲットに対してどのようなアプローチが効果的か、競合女子とはどのように差別化を図ったらいいのかを一度考えてみてはいかがでしょうか? 幸せな恋愛ができるきっかけを掴むことができるはずです!