二人の関係に先はある? ない? 悩んだときにチェックすべきこと
2.仕事の言い訳が本当かどうか
貿易の仕事をしている彼とおつき合いを始めて、10年以上経つ知人女性がいます。仕事柄ヨーロッパを飛び回っている彼とデートの予定を立てるのは本当に大変だった…と当時を振り返る彼女。
しかも、デートの間の話は彼の仕事の話ばかりでした。知り合って半年ほどしてから彼とデートどころか連絡も滞り始め、彼女に不安が生まれました。
「ろくに会えない、声もきけない。私って単に都合のいい女? 私たちってどういう関係なの?」と思い始めたときは体調をくずすほどがっかりしました。
しかしやっと電話がつながったとき、発作的に「次の休みにそっちに行くから!」と宣言して実際に会いに行ったそう。
久しぶりに見た彼の姿は、激務からくるストレスでかなりやつれており、その姿を見た瞬間、不満が吹き飛んだそうです。
手がけたプロジェクトが終わり、ようやくイタリアへ戻ってきた彼を、彼女はじっくりケアしました。
「仕事=言い訳じゃなかった。かまってくれなくて寂しい、と文句を言うつもりの私は、単なるお子様」と、彼女は時々反省の種にしています。
3.自分で言ったことを覚えているかどうか
人気アーティストのライブで知り合った男性と、デートを重ねていた知人がいます。そのわりには彼の気持ちがイマイチつかめない、他の女がいるのかしら…とバーで嘆くのを、他の友人と共になぐさめていました。
その1か月後は、彼の誕生日。1週間ほど前に「一緒に過ごしたいから、その日は空けておいて」と彼女に電話があったのですが、2日前になっても細かい連絡がない状態でした。
どうしたらいいのか電話しても、留守電になってばかりだったそうです。
結局、当日になっても彼から連絡は来ず、2日後にようやく「友達がサプライズパーティーを開いてくれて、そっちに行ってた。君はどうしてた? 今夜会いたいな」というメールが。このとき、彼女はふっ切れました。
「人の気持ちも知らないで、ぬけぬけとこういうセリフを吐けるダメンズに時間を費やした自分が心底情けない」と心機一転。その後彼とは連絡を断ち、新しい出会いを見つけて幸せにしています。
不安な気持ちのときは、その中にどっぷり漬かってしまうだけに、周りが見えなくなりがちです。そこから脱するためには、望む結果にしろ、そうでない結果にしろ、勇気を出して先に行くことが必要。
迷った時は、あなたの背中を押すための3つのチェックポイントを、活用してみてくださいね!