彼が好き過ぎても、ひとりで寂しくても、恋愛依存にならない女になる
両想いであれ、片思いであれ、人を好きでいること自体は問題ありません。でも、そこに“我欲”が出てくると、苦しくなってきます。気を付けないと、欲望はどんどん大きくなっていき、さらに自分を苦しめます。だから、自分の欲望との付き合い方を知ることが大切なのです。
■我欲が人を苦しめる!
これは、恋愛に限らず、仕事でも人間関係でも同じことです。純粋にその行為を楽しんでいる時はいいのですが、そこから我欲が出て、期待したり、求めたりし過ぎると、あまり良い結果は生みません。だからといって、欲自体が悪いわけではないんです。それが向上心にもつながるからです。
ただ、“我欲”となると、自分勝手な欲望にすぎないので、周りとの関係を悪化させます。
では実際にどうしたらいいのかというと、それは、「我欲ではなく、“関わる人と共通する欲”にする」ことです。例えば、元彼を好きなら好きでいればいいのです。好きな人が喜ぶと幸せな気持ちになります。喜ぶことをされたら、相手にとっても悪い気はしません。もし彼が元彼女の顔も見たくないほど嫌いになったわけではなければ、友達として、相手をもっと幸せにすればいいのです。これなら、「幸せになりたい彼」と「彼の喜ぶ顔が見たい自分」とで、利害が一致します。
そして、もしそこから彼への愛情の見返りを求めてしまいそうなときは、すっと自分から相手への距離を空けて、気持ちをクールダウンさせるのもいいでしょう。
これは相手うんぬんというよりも、「自分と我欲との戦い」なのです。
そんな“見返りの求めない愛情”を注げるような人になったら、元彼の気持ちが変わってくることもあるでしょうし、他に自分を素敵だと思ってくれる男性が現れることもあるでしょう。
人を好きでいることは問題ありません。でも、我欲や見返りを求める愛情は、自己愛。それは自分も相手も幸せにしません。だからこそ、我欲が出てきたらクールダウンさせるクセをつけてみましょうね。
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