地下鉄で鼻血をだしながら…変な出会いが恋に変わった3つのエピソード


■2.空から落ちてきたジェラート

数年前、妹と南イタリアを旅行していた知人女性が、現地の夜祭を見るためにドレスアップしたときのことです。

その日街で買ったばかりの白いワンピースを着て、祭の写真をとるために腕を高く上げた瞬間上から何か固まりが「ボタっ」と落ちてきました。それがジェラートだと気がついたとき、上げた腕でかまえたカメラはジェラートまみれ。カメラにバウンドしてはねかえったジェラートが、買ったばかりのワンピースに大きなしみを作っていました。

上を見上げると、通りに面したマンションのバルコニーに、コーンだけ持った子供と男性の姿が…。「ごめんなさい、ちょっと待ってて!」と叫んで降りてきた男性に連れられ、そのお宅に上がったそうです。

「髪もジェラートがついてたから、シャワーを借りた。テンションが下がってしょうがなかったわよ」と語る彼女。
シャワーのあと代えの服を男性のお姉さん(その家は彼の実家)に借り、彼女は妹と一緒にホテルに戻りました。

次の日、きれいになったワンピースと新しいカメラを持って、彼と子供(甥っ子)がおわびに来たそうです。「甥っ子ちゃんの可愛さに免じて許してあげたの」と笑っていた彼女。それがご縁となり、今ではその彼と結婚して2年ほど経つとか。

■3.ローマの地下鉄で流血

ローマっ子の知人女性が、終電の地下鉄に駆けこみ乗車したときのことです。その電車を逃すとタクシーしか帰る手段がない彼女。「給料日前だったし、タクシーで深夜割増取られたくなかった」ため、彼女はとにかくホームへダッシュ。

そのかいあってギリギリ電車に乗れた…と思いきや、乗った勢いで顔からころびました。
痛さをこらえながら起き上がると、窓ガラスにうつった自分の顔は鼻血まみれでした。「周りの人は冷めた目で見てるし、もう穴があったら入りたかった」と語る彼女。

そんな中、少し離れたところに立っていた男性がやってきて、彼女の顔を彼が首にまいていたストールでふいてくれたそうです。たまたま降りる駅が一緒だった彼は、鼻血が止まらない彼女を家まで送ってくれました。

「自分の家の近くに、こんなにかわいい子が住んでるなんて思わなかったよ。鼻血はともかく、絶対電話番号聞き出そうと思ってた」とそのときのことを語る彼に、彼女は苦笑いしていました。

意外なところにも恋のタネはころがっているものです。どんなときも、心のアンテナを働かせることを忘れなければ、素敵な恋をキャッチできる機会も多くなることでしょう。
「転んでもタダでは起きない」気持ちで、積極的に行動してみてくださいね! 


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