2.いきなり寝オチタイプ→結婚したい! けど大事なところが…
画家の夫を持つ知人女性は、婚約した年のクリスマスが忘れられないそう。隠れ家レストランで二人っきりのディナーを楽しんだのですが、彼は普段よりもかなり多い量の赤ワインをずっと飲んでいました。
耳まで赤くなった彼を心配した彼女は、ディナーの後酔い覚ましに川沿いの道を歩いて帰りました。「20分くらい歩いてからベンチを見つけて、彼を座らせたの。そうしたら、1分もたたないうちに眠ってた」と語る彼女。
深夜でタクシーがつかまらず、まったく起きない彼を置いて行くわけにいかず…で、3時間近くベンチにくぎづけでした。
やっとタクシーを拾って家に着いたとき、彼のポケットで小銭を探した彼女が見つけたのは、リボンがかかった小さな箱。
中身が何かすぐにわかった彼女でしたが、二人そろって次の日すごい風邪を引き、ロマンチックなプロポーズはお蔵入りになったそうです。
急に寝てしまうタイプは、警戒心が強く他人を簡単に受け入れないことも。それだけに、一度彼女として受け入れた相手はとても大切にする一面があります。
結婚願望は高めですが肝心なところで詰めが甘く、その度に女性が尻ぬぐいするハメになりそう。女性側はどんと構えることが大切です。
3.上司のごとく説教タイプ→一人のほうが気楽
4年半の同棲を経て、彼と破局した知人女性がいます。メーカーに勤務していた彼は、異例の配置換えで未経験の分野を担当することになり、激務を続けていたそうです。
「家に帰ってくると仕事のグチが多くて、大丈夫かなと心配していたの」と語る彼女。待ちに待ったバカンス休暇に、二人はフランスのビーチリゾートへくり出しました。
しかし、休暇の半分が過ぎた頃のことです。彼がバーで酔っぱらい、彼女に長々と説教を始めました。それまで見たことがない「上から目線」っぷりに、彼女はどん引き。
彼女の気に入らないところをあげつらい「それが直らないと結婚できない」とうそぶく彼に対し、これが彼の本音か…と感じ、彼女は次の日荷物をまとめて一人で家に帰ったそうです。
「おまえのためだから」とタテマエをかかげて説教してくるタイプは、モラハラ気味と言えるでしょう。
「結婚するために●●を直せ」と要求が入ってきたら要注意。相手をコントロールするために結婚を匂わせているだけで、「本当は一人のほうが気楽」という本音が隠れている場合も。
カップルと言えど、結婚に対する意識がぴったり一致することはありません。
ギャップが見つかっても、行動することで乗り切れるようなら頑張ってみましょう。
それでも無理そう…と先の見通しがつかなくなったら、いさぎよく次へ行くことも考えて。