男性が快適に感じる「尽くす」と「尽くしすぎる」の境界線 【女30からのシアワセ道 vol.8】


尽くす行為は悪いことではないので、行動に移す場合は「永続的にできることかどうか」を判断基準にしてみてください。最初から200%の行動をすると、相手はそれが基本だととらえます。

そして、あなた自身に限界が来てできなくなったとき、それをスタンダードだと思い込んでいた相手が失望してしまうのです。

ちなみにわたしは結婚前、夫に「結婚してからも自分のワイシャツは自分でアイロンをかけてください」と伝えました。

仕事に1日の大半を費やすわたしが、毎朝のアイロンがけを生活サイクルに取り込むことは、時間的に無理があります。ですが夫は独身時代ずっと、自分でワイシャツにアイロンをかけ続けてきていて、生活サイクルの一部と化していたからです。

その代わり、夫は料理が作れないため、料理と洗濯はわたしがしています。掃除は一緒にすることに決めました。


■2:自分の中で「してあげている」と感じたら「尽くしすぎ」のサイン

「私がこんなにしてあげているのに」と一瞬でも感じたら、「尽くしすぎ」確定です。

「してあげている」という気持ちが生じると、同時に「同じ量の愛を返してほしい」という願望がむくむくと頭をもたげてきます。そして2人の愛情バランスが崩れ、気持ちが離れてしまうのです。

「尽くしすぎなくても相手は自分から離れていかないし、自分は相手に愛されている自信を持つことができる」という気持ちでいられるか否か。

この思いが根底にあるかどうかも確認し、自身の言動と向き合ってみてくださいね。


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