私はどうせ結婚できない女 惨めな気持ちの対処法 【心屋仁之助 塾】
そして、「もう32歳だから」でしょうか。もしそう思っていらっしゃるとしたら、笑い飛ばしましょう。「もう32歳」ではなくて「まだ32歳」です。まだまだスタートラインに立ったばかりです。辛くて悲しくて落ち込んでいる時は視野が狭くなりますが、客観的な立場から申しますとそうなのです。Miさんはまだまだ結婚できる可能性に満ち溢れているし、遅くないのです。むしろ、結婚に近づいていると申し上げたいくらいです。
結婚は、たぶん「結婚したい」と思っている人がしますよね。
Miさんは結婚したい、けれど「できなかった」と思いこんでおられます。「できなかった」と決めてしまうには早すぎるのです。若すぎるのです。なので「できなかった」と言う過去形の言葉で決めつけてしまうのはやめましょう。自分のことを「結婚できない人」という前提で扱ってしまっていますよ。
「結婚できない人」と決定事項にしてしまうなら、それは暗い気持ちになるでしょうし、結婚できなかった自分はどうするのか、どんな気持ちになるのかということを考えてしまいますよね。
けれど、「私は結婚する人なのだ」と前提を変えてしまったらどうでしょう。もしかしたら、今お付き合いしてる方と順調にするかもしれないし、その後に知り合う方とするかもしれません。
誰とするのかはわかりませんが、可能性はいつでも「ある」のです。
「可能性がない」と「今」決めてしまっているのは、実はMiさんご自身です。「結婚できなかった」と過去形で言い切ってしまえば、自ら未来の可能性を0パーセントにしているのと同じです。結婚できなかった自分が、女性として選ばれず、生物として淘汰されるのだというネガティブなイメージをし続けるのではなく、「結婚した自分ならどうしてるだろう」と「ワクワクすること」をイメージして考えてみてください。
そして、不思議なことに「逆」なのですが、「ワクワクすること」をしていると、結婚が近づく気がします。「毎日毎日楽しんでいればいつかは諦めて虚しさを感じることがなくなりますか」と書いていらっしゃいますが、逆ですよ。毎日毎日楽しんでいれば、結婚を諦めるどころか結婚が近づいてくると思います。そんなにしたい結婚を、簡単に諦めるのではなくて「結婚したいのだ」という自分の気持ちに正直になってください。
2回真剣に付き合ったけれども結婚に至らなかった、悲しくて惨めな気持ち。そこで「結婚できるはずがない」と自分を卑下したり拗ねるのではなく「やっぱり私は結婚したいのだ」ともう一度素直に前を向いて欲しいのです。「結婚したい」と思う気持ちはとても素敵です。