自立した男性と結婚したいなら、母親と決別すべき 【女30からのシアワセ道 vol.9】
■共依存母娘から抜け出す方法とは?
では、共依存母娘関係から脱出するにはどうしたらいいのか。
もっとも手っ取り早い方法が一人暮らしをすることです。
母親の過干渉をグチる友人には全員、勧めてきましたが、なぜか彼女たちは決意しません。しない、というよりも、居心地のいい「今」だけしか見えていないため、5年後、10年後の未来を想像できていないのです。
そして、共依存から抜け出せないまま結婚し、結婚後も共依存し続けている母娘もいます。
すぐに一人暮らしを開始することが難しい場合は、実家がある地域の一人暮らし向けの部屋の相場の家賃、光熱費、食費、雑費を家に入れてみてください。
そして、自分のぶんの料理、洗濯、部屋の掃除をする。本当は一人暮らしをするほうが楽ですが、実際にこの方法で共依存から脱出した女性もいます。
実行してみれば、どれだけ自分が親に依存していたかも把握できるはずです。
■母親と決別する最大のメリットは、新しい自分を発見できること
一人暮らしをするか、相応のお金を実家に入れるか。こうアドバイスすると、ほとんどの人は実行しません。ですが、ここまでしても母親と心身ともに決別するメリットがあります。
それは、本当の意味での自立を果たせること。みなさん、結婚する相手には自立していてもらいたくありませんか? 自分が自立していないのに、相手に求めるのは無理な話。それを世間では“高望み”と呼ぶのです。
母親と心身ともに決別して自立することには、もうひとつのメリットがあります。
それは、「自分が思っていたよりもなんでもできる自分」を発見できること。
共依存関係の場合、母親が「あなたはなにもできないから」といって娘の手助けをし、母親自身が娘になにかをしてあげることで、存在意義を見出していることが少なくないからです。
もちろん、実家暮らしをしていても母親と共依存状態ではなく、自立できている女性もいます。ですが、悪い意味で母親に甘えを自覚している女性は、ぜひ一度、真剣に考えてみてくださいね。
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