「女を感じない」で夫が浮気… 結婚6年目の危機に妻がとった意外な行動
2.目標を設定して、ぬるま湯につからないようにする
彼と同棲をはじめてから3年がたったとき、ふとふたりの関係に疑問が芽生えた知人女性。
平日は仕事帰りに外食か家でごはん。週末はどちらかの実家でごはんを食べるか、適当に外出。ひたすら同じことの繰り返しで、「このままでいいの…?」と思ったそうです。
「穏やかな生活って貴重なものじゃない?」と聞くと「毎日それだと、一緒にいる意味を考えてしまう。そんな生活なら、相手が彼じゃなくてもいいってことでしょう?」という答えが。
「ぬるま湯に慣れきってしまうと、冷めるのも時間の問題。でも彼のことはまだ好きだったから、いまの状態を変えたかったの」と語る彼女は、彼に気持ちをぶつけました。
「ごめん。君と一緒にいると居心地がいいから、つい甘えていた。でも、このままでいいとは思っていなかった」と、彼もうすうす彼女の気持ちに気がついていた様子でした。
彼と話し合って、ふたりに足りないのはハリのある生活だとわかり、目標を立てることにしたそう。最初に設定したのは「貯金をして、ツーリング用のちょっといい自転車を買う」ことでした。
コツは、“3か月以内にクリアできそうな範囲プラス、ふたりでちょっとがんばらないと達成できないこと”を目指すことだそう。「簡単に達成できたらやりがいを感じられない。逆にハードルが高すぎるとやる気がなくなるし、ケンカの種になるかもしれないからね」と語る彼。
ツーリング用の自転車をそろえてからは行動範囲も人間関係も変わり、「生活のなかで目標を設定することの大切さ」を実感したと言います。いまでも目標を立てる習慣は続いていて、「ふたりで一緒にやることの満足感は最高!」とさらに絆は深まっているとか。
パートナーに「居心地のよさ」を求める人は多いものの、裏を返せば「居心地がよすぎてマンネリ化してしまう」ということになりかねません。
いい関係を続けられる相手を探すことも大切ですが、どんな状況になっても絆を深めていけるような関係を育てることが、幸せなパートナーシップにつながる近道と言えるでしょう。
思うところがあれば、ふたりでいまのの状況を見直してみるのもいいかもしれませんね。