いつでも帰れる“ふるさと”を東京に クラシックだけど新しい結婚式のカタチ
ずっと輝き続ける
ダイヤモンドに、一生の思い出となるふたりらしい
ウエディングパーティ…。これまでの取材をとおして、「結婚」という“永遠の誓い”への憧れがいっそう強くなっている今日この頃。
色々なことがものすごいスピードで変化していく現代だからこそ、ずっと変わらずそこにある安心感=家族というベースをもつ意義が高まっているのかもしれません。
それは、結婚式も同じ。ふたりにとって“いつでも帰れる場所”であることが、いま人気となっているようです。
■八芳園で今夏、新プログラムがスタート!
そのひとつが、白金台にある「八芳園」で2015年の8月にスタートした、「FURUSATO WEDDING」。
八芳園といえば、70年以上幸せをプロデュースしてきた専門式場で、親子三代にわたって式を挙げたという人も多い老舗の会場。友人の結婚式などで、一度は訪れたことがある方も多いかもしれません。
江戸時代から続く約1万坪の由緒ある庭園が広がり、その美しいロケーションとホスピタリティに溢れたサービスが評判。なんと、この不況下でも年間約2000組の婚礼が執り行われているほど!
その良さはわかっていたはずですが、今回久しぶりに訪れてみて、あらためてそのクオリティの高さに驚きました。
■最上階のウエディングプランのテーマは“ふるさと”
八芳園には、テーマも広さも異なる14の会場がありますが、この夏、最上階にオープンしたのが、「ふたつの想い出、一つの人生」をコンセプトとしたプレミアムフロア「FURUSATO」です。
ここで行われている「FURUSATO WEDDING」の一番の魅力は、“ここがふたりにとって最初のふるさととなる場所なんだ”と感じさせてくれる温かな演出が多彩なこと!
たとえば、ふたりだけのオリジナルの映像を作るサービス。
専任のスタッフが、“新郎新婦にとってふるさとと感じる場所はどこか”をじっくりと聞き出し、そのストーリーをもとに、映像クルーが日本全国でムービー撮影を敢行。
完成した映像「Story of Journey」は、披露宴が始まる前に、専用ラウンジの大型モニターで披露されます。
生まれ育った場所=ふるさとでももちろんいいのですが、“ふるさとの想い出”として頭に浮かんだのが“おばあちゃんの家”なら、それもOK。北海道から沖縄まで、撮影に赴いてくれるのだそう!
映像にはふたりが伝えたいメッセージも添えられるので、お互いの親族や友人が相手のことを知るきっかけにもなります。
さらに、「ご当地ソーダ」やふるさとの名産を使ったジュースやお酒といった、ふたりのふるさとならではのウェルカムドリンクも振る舞われるので、披露宴への期待が一気に高まります。
このように、映像やドリンクからお互いのヒストリーを振り返ることで、披露宴前に新郎新婦とゲストの距離をグッと近づけることができるのです。